ドライマウスについて

ドライマウスとはどういうものか

ドライマウスは、ドライアイやドライスキンといったものと同じように、口が乾く状態のことを言います。専門用語では「口腔乾燥症」と言います。

 

水分不足で口が渇くのは、自然現象として起こってもおかしくないことです。

 

水分を補給すれば、そういったドライマウスは改善されます。

 

しかし、そういうふうに、水分補給では治らない、何らかの唾液腺の異常が原因で唾液が出にくくなって、口が渇いてしまうことは病気と考えられます。

 

そして、唾液腺に異常がなく、それでもドライマウス状態になる、つまり、口腔機能低下による口腔乾燥症のこともドライマウスの一種だと考えられています。

 

口が渇いて、食事がしにくかったり、会話がスムーズに出来なかったり、口が渇いて夜中に目が覚めてしまったりする症状があります。他にも、舌のひび割れや乾燥、味覚障害が起きたり、口内炎や口角炎になったり、口臭がひどくなったりするというような症状が代表的なドライマウスの症状です。

 

そんなドライマウスですが、今のところ、これといって確かな治療方法がないというのが現実です。人口唾液の使用や口腔乾燥症状改善薬を利用したり、保湿剤やうがい薬などを用いて対処するほかに仕方がありません。

 

口腔機能低下には、口腔機能訓練が効果があると考えられています。

 

保湿剤はスプレータイプがおすすめで、5〜6回、口の中にスプレーをして、舌を動かして、口の中を潤します。一日4〜6回を目安に使います。それで、かなりドライマウスは改善されると思われています。

ドライマウスとはどういうものか関連ページ

ドライマウスが与える影響
ドライマウスが与える影響 についてご紹介します。
「ドライマウス」をいう言葉を聞いたことがありますでしょうか
「ドライマウス」をいう言葉を聞いたことがありますでしょうか